Owner’s Voice
PERSON. COLORIST
tutti /
2009年 PeR. de couleur 創業
2020年 PERSON 創設リニューアルオープン
日本美容専門学校卒
美容師として必須スキル、接客が苦手。
鏡越しの会話ができない。
技術レッスンは遅れをとり、
後輩を指導するかの様に
同僚がアドバイスをしてくる。
出来が悪いので先輩やオーナーから
毎日のように厳しく指導される。
しゃがみこんだまま、立ち上がれず、
後輩に励まされる。
これは全て過去の私です
苦手だった美容を思いきり楽しんでいます
今こうして沢山のお客様と楽しいひとときを過ごせているのは、出来の悪い私に厳しくも暖かく指導し続けてくれた周りの方達の努力があってのことだと思い返します。
今も変わらずの出来の悪い経営者
経営者として2流、3流を自負。そんな私でも10年以上経営をしてこれました。今も昔も変わらず、周りの支えと期待で頑張れています。
美容師の働き方の多様化
昨今フリーランスや業務委託を選ぶ美容師が増えてきてる現状から、経営者としてそれが今の美容師の期待なのだろうなと感じています。昔ながらの美容室経営では美容師の働く現状とは合わなくなってきた。であれば、私はあえてその期待を超えていこうと考えています。
私も昔は苦労していたので気持ちがわかる
昔々の話になりますが、私の美容師の始まりは原宿でした。当時はカリスマ美容師ブーム。雑誌の特集を組んでいた関係で新規のお客様はたくさんきていました。美容室は原宿・渋谷・青山で300店舗以上あり、美容師は数知れず、実力の伴わない私は、激戦地域でリピートのお客様を抱えることに苦労をしていました。またサロンは指名の売上で給料が変わる指名歩合制というのもあり、リピート客が増えなければ生活もよくなりません。
そんな当時の私であれば、今の業務委託サロンのようにサロンに所属せずとも集客に困らず、ある程度稼ぐことができる環境は魅力に写ったかもしれません。
逃げ回っていた過去
売上を上げることができなかったものの、雑誌や企業とのカラー剤の開発、カラーの講習会は、休みを返上して積極的に関わっていました。美容師として目の前のお客様に集中しなくても大丈夫な環境がそこにありましたから、実際には現実から逃れる為の言い訳に使っていたんだと思います。それが結果としてお客様にも伝わっていた。
原点は顧客視点
転機となったのは、オーナーに「クビ」と宣言されたこと(言わせてしまった事に反省をしています。)
それでようやく目を覚まし、顧客管理を自己流で徹底的にはじめました。すると、翌月には数字は「ぐん」と上がり… 良くも悪くも、それがきっかけとなり、今につながる「技術を伝える仕事」を本格的にやっていきたいと考えるように。
「数字は簡単に上げられる」と分かった途端に数字を追いかける仕事がつまらないものに。
結果的にはサロンワークとセミナーと二兎を追える状態に。
過去の経験から今の美容師のメッセージが伝わってくる
私は美容師を辞めていた過去もあります。新設の美容学校のオファーを頂いたのがきっかけです。ヘアサロンでの毎月の数字に興味が持てなくなり「伝える」ことに意識が向いていた為に、教育の仕事に就くことは私の中では必然でした。
そこでの雇用形態はいわゆるサラリーマン的な働き方。
美容師時代に比べ、休みも時間もたくさんあり、収入もセミナーなどの大きな副収入はないものの毎月安定した金額が入る。
週末には旅行に行ったり、定時で上がって同僚や仲間と飲みに行く。これが一般的な働き方なんだなと。
美容師を辞めてしまう理由が理解できる
今のサロンの現状、一部のスーパーマン的な美容師は、自分でキャリアを磨き、自分自身で自立した生活を送ることができますが、ごく一般的な美容師が安定した生活を送るにはどうしたら良いでしょうか?
答えはほぼ明確で、美容師も一般企業と同じような働き方ができれば良いのです。
時代に合わせて最適化が必要
業務委託やフリーランスが本当に良い環境だと思いますか? 自分自身で将来を背負わなくても良いならば、楽ではありませんか? それは甘えではありません。現状、業務委託やフリーランスさえ選ばずに、業界を去ってしまう仲間達が大勢います。美容学校へ通い、国家資格を有し、技術を習得しても、働き続けられる環境が今の美容業界にはないんです。
美容師の安定をテーマに経営
過去の経験をもとに、2009年の創業より美容師の安定に軸足を置いて経営をしてきました。そんな美容室、周りを見渡しても見当りません。正直大変です。しかしながら私の過去のように数字に興味がない人間でも働ける環境さえあれば、心地よく楽しく長く美容師ができるのではないか。そんな理想を掲げて今に至ります。
現状、創業から10年以上経った現在でも、スタッフはほとんど数字を眺める習慣はありません。
お客様と正しく向き合う
数字と向き合うのは経営者の仕事。スタッフと数字を確認することはありますが、現場の人間はそれよりも「お客様と正しく向き合う」ことを重視してもらっています。私自身が過去にリピートで相当苦労した経験を踏まえてですが、今ではそれが「サロンの文化」と言えます。
人のために何ができるか?
美容師として、経営者として、私は「自分に目的」を置いていません。「誰かの役に立っているか?」「この人の為になっているか?」と二人称、三人称で物事を考えています。
美容師としてはお客様のことを考えていますし、経営者としては、働くスタッフや社会のことを考えています。
そこでも「正しく向き合えているか?」がテーマになっています。
美容師をライフワークに
美容師という職業は生涯取り組める職業です。しかし過去の経験から「環境さえあれば」です。
安定していた美容学校講師時代から、また美容師に戻った理由は、教育に関しても「全ては現場にある」からです。現場を知らない人間、現場を離れた人間は、教育でも説得力にかけます。
私がライフワークとしているのは美容師として、ヘアカラーリストとして業界に恩返しをすることです。
お客様には今までにない美容体験を作り続けること、その先では技術を伝え、より多くの人の喜びを増やすことです。
美容師をライフワークに
とまぁ、色々語らせていただきましたが、
2021年に入り求人を募集するにあたり「生涯にわたって美容師をライフワークとして取り組める環境を用意する」いろんな過去がありながらも現状として美容を楽しむことができている私のような人を増やしたいとの思いから、
「美容師の生涯価値の創造」という理念を作りました。
離職の多い業界でも社会的に意義のあるテーマでもあります。美容師さんには、美容を辞める前にもう一度考えて欲しいのです。
最後に
美容室はたくさんあります。
「より多く歩合によって稼ぎたい」と考えている方は従来通りの美容室に勤務ください。
PERSONはまだ1店舗の小さなサロンですが、今後は会社の理念を実行するにあたり、美容師の中間所得層を増やすことを目標に、小規模サロンを複数店舗運営して行きたいと考えています。
そうそうめぐってこない良い案件の求人です。また経営者が言うのもアレですが、稀にみる「とても良いサロン」だと思っています。
少しでも私たちの理念や考えに共感いただけたのであれば、現状を変えるきっかけにして欲しいと思っています。
まだ、他にもPERSONの特徴や理念、大切な価値観、行動指針、スタッフインタビューとコンテンツがございますので、一旦トップページの戻って頂き、是非ご覧になって下さい。
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↑ほんの一部です。もっともっといろんな仕事をしてきています。
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